The International Museum of Surgical Science
家族でお買い物を済ませ、飲茶で一息ついてから、ずっとずっと行ってみたかった博物館に行ってきました。
Field Museumとか、科学博物館でなく、その名も国際外科学博物館です。
タモリ倶楽部が取材すること間違いなしな、ちょっとマイナーな博物館。
ミシガン湖沿いにある1917年に建築家Howard Van Doren Shawによって建てられたお屋敷、2軒分のスペースを使っているのですが(そのうち一軒は博物館、もう一軒は多分専門の研究室?)、思わず通り過ぎてしまいそうなほど博物館らしくない趣です。博物館として建てられたものではないので、レジデンスビルディングとしての建築物そのものも一見の価値ありです。近辺にもランドマークとして指定された家が数件あるので、散歩がてらにそれらを観察するのもおすすめ。

サイトはここ。
1524 N Lake Shore Dr
Chicago, IL 60610

日曜日はお休みです。





e0049603_11365361.jpgまず入り口を入って奥の部屋は、レトロな薬局と歯科治療室が再現されています。
歯科治療室は、ケースの中で再現されているだけなので小さいのですが、ホウロウの棚とか、トレイとか、なんともいい感じでした。

e0049603_11371822.jpg薬局は両方の壁にびっしりと調合のための薬品の瓶が並んでいます。

e0049603_11373890.jpgレトロなパッケージや瓶が好きな人には楽しめるかも。
マネキンの薬剤師がナレーションしてくれます。

この建物は4階あるのですが、各部屋は国ごとや体の部位ごとに絞られた展示方法で興味深かったです。


e0049603_11375458.jpg日本の部屋では、超音波装置の展示が。
超音波って日本で発明されたってご存知でしたか?
未来創造堂で以前、前置胎盤で命を落とす赤ちゃんや母親を救おうと立ち上がったある医師と、一人の技術者が超音波装置を製作する過程がドラマ化されていました。因みに医師の役は柳沢慎吾。とてもいい演技でした。そのお話が蘇ってきます。


隣の部屋では、ナポレオンのデスマスクを石膏で模ったものが展示。
ナポレオンは、戦争中で負傷した戦士を治療するため現場に医師を送ることによって、新しい技術を習得することや、取り入れることを奨励し、それが後の医学に役に立ったそうです・・・それまでは戦火が消えるまで待っていたようなので、手遅れになっていたことが多かったとか。

他にも麻酔学、医学美術、看護学の歴史など。

話に聞くと、暗くて狭くて怖いイメージだったのですが、湖側の日差しがふんだんに入ってくる広くてゆったりした博物館でした。

これらの展示物を見て、医学って格段に進歩し、今でも治療法が見つからない病気が多くあれど、それらの多くを発見する装置や技術が存在していることのすばらしさは命を犠牲にした医師や患者なしでは語れない、アメリカの医療問題は山積みですが、今の時代に感謝せねばと思った一日でした。


注)うちの子供達は大丈夫でしたが、医療器具が多いので、そういったものを怖がる子には向いていないかもしれません。内容も子供向けに書かれた説明などありませんでした。あと、絵もリアルに描写されたものが多かったです。

ほんのちょっとだけなのですが、ギフトショップでは、赤血球ぬいぐるみとか、歯マグ(マグが歯の形をしている)とか、注射器シャーペン(昔流行りましたね~)、ミニチュア版の人体模型などが数点購入できる模様。

e0049603_10533644.jpg展示会の告知のブックマークとかポストカードがあったので、貰ってきました。面白そうです。
また来ます。
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by retrojunkie | 2009-10-12 10:56
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