カテゴリ:Books( 20 )
::6::最近のパラパラ本
もしドラとかちょっと前に話題だったので、せっかく夏だし、ドラッカー本人の本を読もうと思ったら、アメリカのファッション誌の9月号よりも分厚くて萎えました。
猛暑なのにこんなに厚い本を持ち歩きたくないし。
なので現実逃避にパラパラしている本を紹介します。

e0049603_8373958.jpgThe Satorialist
本になった時点でもう過去のものだろうけど、毎日ブログを追いかけることもできないのでこの本は読んでいて楽しかったです。

Found, Free & Flea---Teresa Surratt
著者の夫が少年時代に過ごした、ウィスコンシンのサマーキャンプグラウンドの近くに家を買おうというお話から始まります。
その古くて屋根が抜け落ちて、アライグマの棲家になっている廃墟に埋もれていた前の住人の持ち物も一緒に購入したカップルは、その家を修理してヴィンテージ雑貨と一緒に暮らしている
ルールは、Found(見つけたもの) Free(タダなもの) Flea(蚤の市)だそう。
なのでebayなどで購入するのはこの本ではズルになります(笑)
アメリカンカントリー調で、アルミの食器とか古い木箱やディプレッションショングラスが好きな人にはぴったりの本ではないかと思います。
この家は必ずしも私のタイプのインテリアスタイルではないけれど、アイテムごとに見ると、コレクションしたくなるものが沢山です。
小さくてもいいから、こういう別荘を持てたら、ヴィンテージ収集に加速がかかりそう。

Modern Vintage Style--- Emily Chalmers
この本にはかなり期待したのだけど、ヴィンテージモダンではなく、”モダンの中のヴィンテージ”と言ったほうが正解?
ミックススタイルで、ちらほらとミッドセンチュリーの家具などはありますが、基本はアメリカンなヴィンテージテーブルリネンとインダストリアル、カントリーコッテージとシャビーシック・・・なんでもアリという感じです。
徹底しすぎていないのがパーソナルで居心地が良さそう。

Inside the Creative Studio
アーティストのアトリエ本。
アトリエも自分の作品とばかりに自分のテイストを反映させてディスプレイに凝っている人から、
アトリエはあくまでも自分の作業がしやすいように、インスピレーションの邪魔にならないように最低限の装飾をする人まで様々です。
確かに、ペイントやビーズのアーティストだったら人形やぬいぐるみを棚に沢山飾るのもOKかもしれませんが、
布や毛糸を使うアーティストは埃が溜まってしまうのでこれは難しいかなとか(笑)
リボンのスプールを上に重ねて積むのはかわいいディスプレイだけど、一度崩れたら元に戻すのが面倒でそのままになってしまうだろうなとか(これ私)
勇敢にもBeforeの写真を載せている人もいるので、勇気を貰えた気が(笑)

Living Modern
印象はコンランのインテリア本にかなり近いです。
住宅の外観だけでなく、外がモダンでなくても中をモダンにしたり、中の古さをそのままに、モダンな家具を持ってきたり。
でも基本はミニマムモダンです。
これらの本の中では一番ショールーム的なインテリア本ですが、私の世界からかけ離れているせいなのか妄想に浸るのに最適な本です(笑)
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by retrojunkie | 2012-07-02 08:37 | Books
::21::Where children sleeps
e0049603_9112552.jpg子供達の寝室と題されたこの本、単純にステキな子供部屋のインテリアの本だと思ってウキウキしながら開いてショックでした。

片方には戦争を逃れて、命からがら逃げてきた先で親を失って孤児院で過ごす子の”部屋”、
もう片方は将来のエリート養成の進学校に通いながら、目標が高い、なにも不自由のない子供の”部屋”、

自分のおもちゃさえないほど貧しくても夢が大きい子、
また、物質的にとても恵まれているけれど、どこか子供らしさがない子。

世界中のさまざまなバックグラウンドを持った子供達の部屋を配置しています(日本人の子も)。
作者の意図が、見る側の不快感や違和感、憤りや批判を煽っているようにも見えて、2重にも3重にも、いろいろな角度から鑑賞できる本です。

これがそれぞれの子供達の”人生”なのだから、客観的に私達が外野で見て、「(いろいろな意味で)かわいそうだ」と解釈するのはどうだろう。「かわいそう」ってなんだろうと考えさせられます。

画面上の点を左右にスライドさせると文字が見えるように拡大できます。

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by retrojunkie | 2012-05-16 09:10 | Books
::58::Pen 2月号
e0049603_3493796.jpg去年とおととしと、ストライプの洋服ばかり目に付いて、気がついたらストライプの洋服ばかり買っていたのですが、今年はやっと水玉が巷にあふれるようになりました。
去年、新聞の文化欄で「次は水玉!」とプラダだったかmiu miuの全身水玉でランウェイを歩くモデルのスナップを見て『いや、これは・・・』と思ったのですが、強迫観念のように水玉が押し寄せてきています。

そんなわけで、ちまさんのブログで知った、Pen2月号
一冊まるごとコムデギャルソンですって。
毎月チェックしているわけではないので、スタンドで見て興味がなかったら手に取ることはないのですが、
それにしても随分薄くなりました・・・かつての厚さから半分ぐらいになってしまいました。


そういえば、もう廃刊になってしまったHigh Fashionの最後の号(2010年4月号)は、ギャルソン特集でしたっけ。

村上春樹氏のエッセイ本「日出る国の工場」にも取材嫌いなギャルソンの工場に取材依頼、
すったもんだで許可を取り、タモリクラブ的な視点で潜入レポートしています。
このエッセイ本を選んだきっかけは、ギャルソン目的だったわけではなく、軽いエッセイ本を読みたくて手にしたので、ギャルソンの町工場の話しが出てきた時には驚きました。
他にもオモシロイ工場見学の様子が読めます。

:::::::::水玉といえば:::::::::
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by retrojunkie | 2012-03-07 04:48 | Books
::61::Monoqlo 2月号
e0049603_9341333.jpg書評ブログを読んでいて、気になった雑誌があったので、読んでみました。
Monoqloの2月号。
広告一切なしで辛口採点をする雑誌だそうで、バックナンバーを見ると、
家電だったり、PC関連や携帯関連の特集が多いのですが、アメリカにいると手に入るものが限られてくるし、電気を使うものは尚更制約があるわけで、雑誌の存在は知っていたけれど、きちんと読んだのは今回が初めてです。

::::::More:::::::
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by retrojunkie | 2012-02-28 09:41 | Books
::65::Extreme Bird
e0049603_14193324.jpg小児歯科医に定期的なチェックアップに行った時のこと。
待合室で雑誌を探していたら、In StyleとかEsquireとかEntertainmentとか、ミーハーな雑誌ばかりなので、これという読み物を探せないでいたのですが、

Birds & Bloomsという雑誌をしぶしぶ手に取りました。
野鳥の会、みたいな変なイメージしかなくて、まあIn Styleよりはましかと思いつつ読んでいたのですが、
これ、意外と面白いじゃないですか。

皆さんの投稿も、家の庭にやってくる野鳥に対する愛がひしひしと伝わってくる内容で、
まるで別世界に踏み込んだようです。

この「今月のお勧めの一冊」のページで見つけたこの本。
Extreme Birdっていいます。

この本の表紙は私が愛してやまないハシビロコウちゃん。
上野動物園で異色を放っていた、ペリカン科のハシビロコウ。
横顔は筋金入りの悪い目つきでありながら、正面から見ると愛くるしく、くちばしの太さと、胴体の大きさと華奢な足のアンバランスが大好きです。

ハシビロコウを追いかけているフォトグラファーさんのブログであのハシビロコウ達を観察できます。
英名はShoebill、訳して「靴のくちばし」・・・そのまんまですね。

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by retrojunkie | 2012-02-18 00:21 | Books
2012 IKEA catalog
e0049603_15111121.jpg2012年のIKEAのカタログが届きました。
嬉しいな~と思いながら読んでいると、はっ!お味噌汁が。(300p参照)
遂にIKEAのおしゃれレーダーにジャパニーズミソスープが引っかかったのね。
嬉しいけど、なぜわさび?
それにこのわさびって・・・

意識しすぎよ~!という方へ(お食事中の方注意)
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by retrojunkie | 2011-08-19 13:58 | Books
Dwell September 2011 issue
e0049603_335914.jpgここ4年ほど定期購読しているDwellですが、今月9月号がジャパンスタイル特集です。
日本の家屋の特徴と解説、日本のモダンデザインからイサムノグチのAkariのできるまで・・・
Dwellではこういう取り上げ方をしたのは初めてかも。

サンディエゴ近郊に住む日本人夫婦と、スコットランドに住む国際結婚の家族のお宅がフィーチャーされています。日本にあるお宅(建もの探訪に出てくるようなモダンなお家)も数件。
焼杉板の工法を採用して外壁を作ったオランダの建築家のお話とか・・・

私はサンディエゴのお宅のお風呂とお庭の池、スコットランドのお宅の外壁は近所の住宅と馴染んでいるけど中はモダンなところが好きです(掘りごたつ風なテーブルも!)。

e0049603_34261.jpg他には、日本のモダンデザイン雑貨や、世界にある日本人建築家の作品も。

雑誌自体が薄いので、読み応えはそんなにないですが(そもそも以前は結構な厚さの雑誌だったのに、「エコを推進している雑誌が、なぜガソリンを撒き散らしながら走る大型高級SUVの広告を載せる?」など小姑のようなコメントが寄せられたため、ここまで薄くなってしまったという・・・逆に雑誌の存続が心配。)

マリメッコのデザインから完成までの工程を綴った記事もありました。

機会があったら、是非。
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by retrojunkie | 2011-08-18 03:04 | Books
kid made modern by Todd Oldham
e0049603_51729.jpgTodd Oldhamさんはもともとカジュアル系のファッションデザイナーだったのですが、2000年の始めにLazyboyの家具をデザインすると聞いてびっくりしたのもつかの間、大学の学生寮向けにビビッドな色でデコレーションしようと提案するコレクションをターゲットから発表したり、その後はチャーリーハーパーの本の監修をしたり、もうファッションから完全に離れてしまった感がありました。

数ヶ月前に育児雑誌やデザインブログで彼の子供向けのクラフト本が出ると聞いて、興味があったのですが、そのうち忘れてしまい・・・

つい先日図書館に行ったら、子供が率先して「ママ、こういうの好きそうだね」と持ってきてくれたのは、まさにトッドの本!(笑)

結論からいうと、これは小学校中~高学年向けで、それでも親が見ていないと難しい箇所や、扱いにくい物でクラフトしなくてはいけないので親の手助けがないと難しいかもしれません。
でも、高校生でもインテリアが好きな子は一人でどんどん挑戦できるだろうし、大人が取り掛かっても楽しそうです。

本の全体の流れとしては、デザイナーの得意としたもの、影響されたもの、作品の特徴などのバイオが書かれており、そこからそれぞれの作品からインスパイアされたものを作ってみようとトッドが提案しているものです。
その名前たるや、Vera Neumann, Charles & Ray Eames, Alexander Calder, Russel Wrightなどなど、モダンデザインの大御所ばかりで親しみやすいです。
でも今更感がなくて切り口が面白い!


夏休みも折り返し地点、ネタ切れで困っている人にお勧めします。
<次回につづく>
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by retrojunkie | 2011-08-10 05:03 | Books
Print Workshop, Stitch Magic, Undecorate
やっと肩の荷が下りたので、本をいろいろ眺めて見ました。
今は、地元の図書館になかったら、全米の図書館から取り寄せてくれるんですね。
物凄い情報ネットワークです。
Little Book of Letterpressは、マサチューセッツ州から取り寄せてくれたみたいです。様々なレタープレスの会社の作品を紹介しています。
実際に印刷の工程を紹介しているのかと思ったのですが、そういう本ではありませんでした。
同じレタープレスでも、質感や仕上がりが違うんだなということが学べる本です。

こういうアート本って、結構なお値段したり、かさばったりするので、図書館で借りて購入するか決めることが多いです。
逆に、期限内に読みきれないであろう小説は購入してしまいます。

e0049603_131902.jpgPrint Workshop
版画の本です。というか、表紙が版画なのでそう思っていました。

アート本屋さんでパラパラと眺めて、期待大、購入する気で借りたのですが、意外と私が思ったような内容ではありませんでした。
タイトルからして版画の本なのに、ブロックプリントは半分以下、他はステンシルだったりシルクプリントだったり、太陽の光で反応させて転写させるプリント(昔学研の教材にあったけど名前忘れた)、シャツにワンポイント刺繍とか、途中で何の本なのか分からなくなってしまう本です。

Stitch MagicーAlison Reid
これは、逆に、買うつもりはなくて借りたのですが、いい!!
ただクッションを作る、だけでなく、その先の一歩の装飾テクニックが学べて、他に応用できるところが素晴しい。何かを作る作り方より、布をマニピュレートする方法にスポットライトが当たっています。
縫い方のテクニック本なら他にもあるけれど、これは写真もレイアウトも今までのテクニック本より垢抜けているかな。
常に手元に置いておきたくなりました。

Undecorate
表紙の写真の3枚の額、縦の線が揃っていません。
インテリア本なのに気になるなあとつぶやいたら、夫が、「だからUndecorateなんじゃないの?」と。
なるほど。

型に嵌らず楽しくお部屋をデコレートしようというインテリア本です。
シャビー風、ナチュラル風、北欧風、いろいろ形はありますが、この本は型破り、形にこだわらないで好きなものをミックスしたお部屋の紹介です。なので、中国の貝細工が施されたクレデンザがあるかと思えば、同じ空間に北欧のチーク材のソファーがあったり。

型に沿ってデコレートする優等生的な本が一般のインテリア本だったら、あえて好きなものだけ置いたらこんな風になりましたというエクレクティックな本です。
一番最後に出てくるお部屋は、シカゴのMarina City(とうもろこしの形のようなあの建物です)に住む人。
この建物が建てられた当時の家電がそのままあるというのも歴代の住人の愛を感じます。


e0049603_13204234.jpg最後はLinoleum Block Printing by Francis Kafka
様々な道具の使い方や、プリントの手法が書かれている教科書的な本。
バレンの作り方まで解説してあります。
1955年出版だけど、今でも十分な情報量です。
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by retrojunkie | 2011-05-18 13:21 | Books
Vera Neumann
e0049603_2511032.jpgアンソロポロジーでアースデーのイベントに行ったときに購入したVera Neumannの本。
ネットで調べたら、2009年のVeraのブログの一月の記事にあるので、2年前の扱いだったんですね。
去年、アンソロのサイトで40ドルから19.99ドルまで下がっていたのを発見したのですが、ぐだぐだしているうちに完売。がっくりしたのです。

で、もう2年も前の話だからもうあるはずがないのに、なんと今回クリアランスコーナーで数冊発見しました。
40ドルが19.99ドルに下がり、更に9.99ドルに!
うれしくて、予備にも購入。

2009年のアンソロでの取り扱いは、トレードマークのてんとうむしの巨大ラグとか、ベッドリネンとかインテリア関係が多かった印象があります。カタログを見るとどれもお値段が3桁を超えていたので、お店にわざわざ見に行くことすらしなかったような(笑)

Veraの柄は、私の中でも好みが別れるのですが、ジオメトリックな柄や、ボールドな色使いのものが好きです。
Mikasaにホームコレクションを提供していたときの、日本の工場で絵付けしている女性達とのスナップがほのぼのしています。Benさんデザインは持っているのですが、いまだかつてVeraさんデザインのMikasaは状態が悪いものでさえお目にかかったことがないです。

世界中を旅してそれぞれの文化から色使いや、その国の人々の自然に対する思いなどを吸収して、作品に落としていくプロセスがとても彼女らしい、そんな作品がぎっしり詰まったアーカイブです。
e0049603_2515367.jpgこいのぼり柄も発見。もうすぐこどもの日ですね。

北欧もいいけれど、テキスタイルだったら、是非インドとアフリカを探検してみたいです。
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by retrojunkie | 2011-05-01 02:56 | Books