白山陶器 錆千筋 森正洋デザイン <大漁日記・その3>
<前回からの続き>
ふくろうさんが、ここ掘れホーホーと鳴いたのか分かりませんが、ふくろうさんの直ぐ下に発見した、シンプルでモダンな不思議な食器。
棚の奥にひっそりとふたつありました。
見たら漢字のみで白山と入っているではないですか。
e0049603_12411173.jpg当に白山陶器です。ホーホーじゃなくて「フォォォー!」って感じです(もう古い?)。
今の製品にあるブランドマークと刻印がないのでヴィンテージかと思います。
錆千筋のラインに色の濃さは違えどそっくりなのですが、復刻された食器にこの形は含まれていないので、やっぱり60年代のヴィンテージ?
それにしても何に使うのでしょう。
灰皿っぽいけど、タバコを置く凹みがないし、
剣山を入れて花器になりそうだけど、剣山が中で泳いで傷付けそう。
しかもサビが移ったら一生後悔しそうだし。
ウジウジしながらあーでもないこーでもないと使い道を考えています。

白山陶器って、和モダンというか、北欧と通じるものがありますね。
藍色の色味も私が大好きな色なので、もっとアメリカでも種類を多く売ってくれないかなと思います。

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やっぱり気になるので、白山陶器さんに問い合わせました。
数回メールのやりとりの度、親切に回答をいただきました。
思ったとおり森正洋さんデザインで、このバックスタンプは輸出用に作られたものに入っているものだそうです。
錆千筋で、灰皿なのであろうとのこと。推定1956年あたりの作品。
私の愛しの50’sです。
会社に資料が残っていないそうで、貴重なものを拝見しました、ありがとうございましたと逆に感謝されました。こちらこそ頭が上がりません。
ここまで親切に調べてくださるなんてヒデキ感激です。

日本で今、企業のあり方を問われていますが、白山陶器は日本で希少な優良企業ですっ。
今度日本に帰ったら青山のお店を覗きたいです。

この灰皿はひとつ3ドルでも誰も買わなかったようなので、1.50ドルの処分品でした。家宝にします。

<もっと続く>
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by retrojunkie | 2008-10-30 12:43 | Japanese Retro
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