Emilio Pucciのスリップ
20歳になったばかりかそこそこの時に、古着にはまっている友達に紹介されて、教会のバザーやチャリティーのお店に足繁く通った頃がありました。
友達はアメカジで、ヨレヨレTシャツにビンテージスニーカーなんて子が多く、東京の古着屋さんの10分の1以下で全てが揃えられる、貧乏学生には嬉しいお店が多かったです。私はビンテージスニーカーには疎かったのですが、ポリエステルの派手な柄シャツが大好きでした。

当時は日本でも古着ブームで、西海岸の大都市に住む日本人の友人は、日本から押し寄せてはお店ごと買い占める勢いで洋服を買っていくバイヤーに閉口していましたが、私の住む町はそんな気配は当時それほどなかったです。

日本で10年ほど前に流行っていた、スリップワンピ、覚えてますか?
スリップワンピに色タイツなんか合わせたりが平気でOKな時代でしたね。
ギャル系の雑誌(JJとかあの辺ですね)をはじめ、一時期ブームでした。
そんな時期に見つけたプッチのスリップ。
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初め、プッチ柄を真似たコピーかと思いましたが、どうやらプッチがフォームフィットロジャースという下着ブランド用にデザインした物らしいです。
見つけたときは、呼吸困難になって、値段を見て、更に呼吸困難になり、カードで支払うのもバカバカしいと思い、お店の人にこれをとって置くように頼んで銀行にダッシュしました。一ドルだったんです。お店の人も、教会の運営基金になればいい、ぐらいにしか思っていなかったんでしょう。

それにしても、こんなカッコいい柄をインナーにするのは勿体無い!と勘違いした私、スリップワンピブームに乗って外に着ていったことがあります。このスリップ、丈は股下20センチなんていう、今じゃ想像できない(笑)度胸を当時の私は持っていました。


スリップワンピのブームが去って暫くは、「若かりし頃の汚点」なんて思っていましたが、最近ようやく「若いっていいなあ」と遠い目で微笑む位の余裕が出てきました。歳を重ねたからでしょうか。

今は眺めるだけのコレクションになりました。孫娘のためにとっておきます。何年先のことになるやら。
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by retrojunkie | 2006-10-15 01:23 | Textile
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