和紙に触る
e0049603_7301317.jpgむかしむかしシカゴのノースサイドと呼ばれる、

もっと詳しく言えば通称ボーイズタウンというエリアと背中合わせになったエリアに

AIKOという紙屋さんがありました。

このお店、日本の和紙を中心に日本画材などを扱っているお店で、お店にはところ狭しと和紙が丁寧に並べられています。

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AIKOさんに入ったときのほっとしたあの感じは、
リトル東京やジャパセンに初めて行ったときの興奮とちょっと違う、
安堵と、ほんの少しの緊張感がありました。



このエリアは、路上駐車がメインの場所だったため、なかなか足を運ぶことができず、
そんなこんなで月日が経ち、オーナーの愛子さんがお亡くなりになり、お店を閉めてしまったようです。

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日本人だというのにその方面では全くの素人な私にとってAIKOさんという和紙専門店は、言うならば和食が味覚を刺激する”ふるさと”のように、視覚と触覚が”ふるさと”を思い出させてくれる場所でした。

そんなことを、この袋から和紙を取り出しては考えます。
大きな紙はどうしたらいいか分からないので、和紙のサンプルの束をいくつか購入することが多かったです。

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カードを2枚購入したのですが、
ぱっと見洋風な、でも懐かしいあの時代のイラストを思わせるような、不思議な感覚になるカードです。
サインがないので、作者不明。

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裏に染み出ているインクの感じからして木版画オリジナルのプリントだと思います。
ナンバリングさえされていないので、アマチュアの作品なのでしょうか。

時に、『何故自分、これを買ったんだろう?』と不思議になるような、過去の自分に自問したくなるほど
趣味が変わってしまったなんてことがあるのですが、
これは時が経っても飽きません。
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by retrojunkie | 2011-04-20 07:33 | Japanese Retro
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